テント山行のお道具学

◆山道具の楽しみ
 テント泊登山といえばどうしても荷物が重たくなるものです。登山にブランクのあった木こりとしては、体力の低下した現在でも背負える道具立てを整える必要性を感じていました。元山岳部(にちょっとだけ在籍)の木こりは、従来から単独行テント装備はひととおり持っていましたが、みんな10年以上前のものです。そこで、あぐりとの夫婦テント泊登山装備を整えるのに、いろいろ買い足したり買い換えたりする必要がありました。まあ、道具をそろえていく楽しみは、山の楽しみの大きな一部分です。

◆ザック
 日帰りのデイパックならせいぜい30Lくらい。山小屋泊で50L前後でしょうか。テント泊だと60L以上が必要です。あぐりはデイパックだけ、木こりもかつて使っていたフレーム式の大型ザック(ザックだけで3kgはあるもの)はもう手元にありません。そこで今回おそろいのザックを買おうということになりました。
 水道橋のさかいや、神保町の石井スポーツなどを歩き回って、結局さかいやでおそろいの65Lのカリマーを買いました。選択のポイントは軽さ。1.6kg程度でこれはこのクラスでは最軽量の部類に入ります。木こりがMサイズであぐりがSサイズですが、容量は同じ65Lです。サイズの違いはバックレングスの差です。テント泊用としては小さめだと思います。サイズさえ身体に合えば、バックレングスのアジャスターなどはついてないほうが、軽量という意味では助かります。

◆テント
 これまではICI石井スポーツの「ゴアライト」というゴアテックス製の超軽量1〜2人用テントを持っていましたが、これは100×200cmの大きさ。これで大きなザックを2つ持って二人で寝るにはかなりきつい。1〜2人用というのは、快適に使うためには事実上1人用です。非常事態には2人寝られないこともない、という程度。
 そこでこの際、2〜3人用を新調しました。上記のさかいやでセールをやっていたので、「エアライト」というごく普通のを選びました。ゴアテックスはフライシート(雨用上張り)が不要で設営の手間もかからないし、透湿素材なので結露しにくくていいのですが、 は増えますが、

以下当分工事中m(_ _)M