オーストラリア -Vol.2-

旅行記

ゴールドコースト街歩き
 ホテルのあるこのあたりの地名を、その名も「サーファーズパラダイス」といいます。ホテルから5分ほど歩くとそのサーファーズの中心街に出ます。このあたりはいかにもビーチリゾートといった感じの町並みです。日本のゴールデンウィークは南半球では秋も深まるころといった季節ですが、さすがは亜熱帯、日差しが強くジリジリと肌を焼くほどです。それでも、汗はかきません。海辺なのにどうしてこんなに空気が乾燥してるんでしょうか。

 サーファーズパラダイスの中心部は、旅行者相手の店がずらりと並んでいます。みやげ物屋、ディスカウントショップ、ファーストフード店、ブランドショップ、コンビニ、そういう旅行者向けのショップに混じって不動産屋がいくつか目につきました。いま、ゴールドコーストは建築ラッシュで、高層のホテルやコンドミニアム、リゾートマンションなどが建築中でした。日本人でも定年退職後にこっちに家を買って年金暮らしをする、というのが流行ってるそうですね。「海外生活ネット」の滞在適地の判定でも高得点をマークしています。1年のうち3ヶ月くらいを海外で生活する、みたいな老後が送れたらいいだろうなあ。

 あぐりが日本に電話したいというので、公衆電話からクレジットカード払いになる国際電話を試します。ところがうまくいきません。「電話によってクレジットカードコールができないのがあるんだって」ということで、別の電話機からもやってみたのですが、「このカードは利用できません」というアナウンスが流れるばかりでした。結局この日はあきらめたのですが、これは実は単にクレジットカードのパスワードの記憶違いが原因でした(^^;

 サーファーズパラダイスの真ん中に「パラダイスセンター」というショッピングモールがあります。地下がスーパーマーケットになっています。フルーツの商品ディスプレイがとてもきれいでした。ポイントはパック詰めにしないということと、商品に「だけ」強い光を当てている、ということかな。

 お腹が空いてきたけど、街で目につくのはファーストフードみたいな店ばかり、はるばるオーストラリアまで来てマックやケンタッキーじゃあつまらないし、うろうろしたのですが、ビーチに近づけば近づくほど雰囲気は海の家風に(^^;
 結局、ケバブ(秋葉原で外国人がよく売ってるやつ)を食べましたが、ここの売り子のオバちゃんというかおねえちゃんというか、の英語が実に聞き取りにくくて、トッピングの種類やソースの味を選ぶのに四苦八苦しました。最初は美味しかったのですが、なにしろ量が多いのでしまいに味に飽きてきてしまいました。オーストラリアは食べ物の味がみんななんだか甘くて、これじゃ太るわ、という感じ。事実、街には巨大な尻をしたおばちゃんと巨大な腹をしたおじちゃんがあふれています。

 あぐりが本日のメインイベントとばかり張り切って乗り込んだのがヴィトンのショップ。さすがにここは日本語通じまくりです。ここは免税店ではありませんが、店頭価格そのものが日本より5〜10%程度安く、しかも旅行者は帰りに空港で消費税の還付が受けられます。オーストラリアの消費税は10%なので、結局日本で買うより2割近く安い、ということらしい。しかし、財布1個ですっごい値段すんのね(^^;

 ワインパラダイスでスパークリングレッド(赤ワインのスパークリング)を試飲したりして(買わなかったけど^^;)いい気持ちでホテルに戻ります。バルコニーから眺める夕映えの景色がきれいでした。「今度ワイン買ってきてここで海見ながら飲もうか」

 今日撮った写真を持参のノートPCに転送して、日本にいる両親の携帯電話に送信しました。オーストラリアのホテルでのネット利用に関しては、別のページにまとめました。

いよいよ釣りだ!Vol.3へつづく