真鯛の三枚おろし

 ウロコを引く。鯛はウロコが大きくて硬い。専用のウロコ引きがあったほうがいいかも。

 頭を落とす。骨が硬いので注意。

 背中側からおろす。背中から包丁を入れ、骨に沿って刃先が背骨に当たるまで削ぎ、背骨に沿って尻尾のほうまで刃をすべらせる。

 尻尾の付け根に切り込みを入れ、腹側をおろす。骨に沿って刃を動かし、腹腔まで刃を入れる。

 次に背骨の上に沿って刃を滑らし、切り離していく。

 腹骨を包丁でそぎ落とす。

 おろした半身を皮を下にしてまな板に置き、手を交差させ、左手の親指で半身の右端を強く押さえる。包丁の刃先を左に向けて寝かせて、刃先が皮すれすれに達するまで入れる。

 包丁の刃は寝かせたまま、身と皮の間に刃先が行くようにキープして包丁をゆっくりと前後にゆすりながら左へ動かして皮をはいでゆく。左手はしっかりと身を押さえておく。

 完成。残りの半身も同じようにおろす。
 この鯛を釣ったのは網代の海上釣堀「東海」です。釣行記もごらんください。