夏休み最後のハゼ釣り

日 時

2014年8月下旬(10:00〜13:30)、晴

場 所

吉井川下流(岡山県)

釣 果

ハゼ(7〜13cm)×30、セイゴ(12cm)×2、ヒイラギ(チビ)×3

釣行記

宿題が終わって
 ぴょん吉も小学生になり、夏休みの宿題を抱える身になりました。しきりに「釣りに行きたい」と言っていたのですが、八月最後の週末、なんとかやっと宿題を終わらせたので、釣具屋で1.4mくらいのキッズ用のリール竿を買って、練習をかねてさっそく吉井川にハゼ釣りにでかけました。

 このところレジャーといえばキャンプというのが恒例になった木こり一家なので、キャンプのときに去年も行った新見の渓流釣堀には行っているのですが、自然の釣りはほぼ1年ぶりです。

「ヘチ占い」で移動
 今日は中潮。午前9時くらいが干潮で午後3時くらいが満潮なので、お昼くらいが時合になりそうです。朝寝坊して自宅を出たのが9時。コンビニでお弁当を買って、釣具屋に寄って砂虫300円と青虫300円を仕入れ、10時には吉井川下流の釣り場に到着しました。

 夏休み最後の休日とあって子供連れで混み合っているかと思ったら、まだちょっとハゼのシーズンには早い感じですね、ファミリーの姿は見えず、ママカリ釣りのおじさんたちでそこそこ混んでいます。誰もいない隅のほうでボートロッドにハゼ仕掛けをつけて足元で「ヘチ占い」をしてみたのですが、干潮ということもあって浅くて反応も悪い。

 どうしようかと思っていたら、ちょうど潮止まりの時間帯なので朝からやってたママカリ釣りの人たちは次々に撤収して帰っていきます。空いたポイントに車を移動して、ヘチではなくちょっと投げてみたら、そこそこのサイズのハゼがかかったので「よし、ここでやろう」ということで店を広げました。隣のママカリ釣りの方に挨拶して「釣れてますか?」と聞いてみたところ、「ぜんぜんだめ」という答えでした。まあハゼなら釣れないことはないでしょう。

今日はやや沖目か

 さっそくぴょん吉のキッズ竿にタイコ錘の1本鈎の簡単なハゼ仕掛けをつけて、砂虫をつけて、キャストの練習です。初めてやった5歳のころにはなかなかうまくいかなかったリール竿の扱いが、少し上手になっていました。

 昨年の釣りで長年使った木こりのボート竿が折れてしまったので、今回は木こりも新調の竿です。1.8mの繊細な調子のキスのボート竿。これに2本鈎のハゼのちょい投げ仕掛けをつけて、やや沖目に投げて様子を伺います。

 するとブルブルと元気なアタリが来て、いいサイズのハゼが来ました。ぴょん吉も子供なりのちょい投げで釣っています。あぐりは主にぴょん吉の介添えをしながら、ぴょん吉が「疲れた」と休憩に入ると代わりに釣っていました。

投げ竿が正解
 しだいに潮が満ちて来て足元でも釣れるかと思っても、やはりヘチの反応は悪く、今日は沖目の釣りのようです。木こりはこんなこともあろうかと一応持ってきていた、かつて鹿島港で大活躍した4.2mの投げ竿に得意の「ボウズのがれ」(「道具のコツ」参照)をつけて15号の錘で数十メートル投げて置き竿にしてみました。

 これが当たりだったようで、ほどなく竿先がガクガクと震えて、13cmのハゼやら小さなヒイラギやセイゴがかかりました。セイゴはキープ。ヒイラギは「うわー、べとべとさんだ!」と言いながらリリースしたのですが、帰りに寄った地元のスーパーではヒイラギを一山いくらで売っていて驚きました。この辺じゃ食べるのですね。

ぴょん吉にもセイゴが
 5歳のころのぴょん吉は後半飽きてしまってましたが、7歳のぴょんは休憩を取りながらも飽きずに釣りを続けました。少しは成長してるかな(^^;

 水位がかなり上がってきた昼ごろ、ぴょんの竿にも小さなセイゴが来ました。「ハゼ以外も釣りたい」と言っていたので、ご満悦です。

からあげパーティー
 時合的には一番いいはずのお昼すぎになってなぜか逆にアタリが遠のいたのですが、でも結局13時過ぎまで釣って、15匹ほどのハゼとチビセイゴ2匹をキープして納竿としました。いい天気で親子ともども真っ黒に日焼けしました。

 帰って木こりが魚をサバき、あぐりが揚げて、夕食はからあげパーティーです。夕食後はいまぴょんがハマっているポケモンカードゲームの父子対戦をして見事に負かされました。これも成長の証しか(^_^;

ぴょん吉

「何と言ってもエイが飛んだのがスゴかった」