吉井川のハゼ釣り

日 時

2012年8月中旬(08:30〜10:30)、晴

場 所

吉井川下流(岡山県)

釣 果

ハゼ(7〜11cm)×14、セイゴ(12〜14cm)×3

釣行記

猛暑の中の様子見
 週末も休めないことの多い木こりですが、今週は土日とも休み。あぐりとぴょん吉はまだ実家にいます。昨年のぴょん吉釣りデビューのときに行った、吉井川下流に行ってみようかと思い立ちました。

 仕事帰りに釣具屋に寄って「河口のハゼはまだ早いですかね」と聞いてみたら、シーズンは9月中旬からだけどでもまあ釣れますよ、とのこと。それじゃあ週末は早起きして行ってみるか、と思っていたのですが、目が覚めたらもう7時(^^; 今日は大潮で満潮は11時くらい。となると8時から10時くらいが時合になりそうです。すぐ行かなきゃ。

 ということで急いで支度をして家を出たのが8時ちょっと前。車で走り出してすぐにカメラを忘れたことに気づきました。やはり気持ちが先走っていますね。家に取りに帰って再出発。釣具屋でジャリメ(こっちでは「砂虫」)とアオイソメ(こっちでは「青虫」)の細いのをちょっとずつ買って、釣り場に向かいました。それで釣り場に着いたのは8時30分。近いなー(^^;

 地方暮らしには不便なことも多いですが、釣り場(に限らず海山のレジャー全般)が近いというのはありがたい点です。東京ではなかなかこうは行きません。

やっぱり「ヘチ占い」から
 あぐりからの連絡によると東京は30度前後とのことですが、岡山はお盆前からずっと連日35度の猛暑です。釣行には、冷凍庫で凍らせたポカリスエットが必需品です。

 釣り場は去年の秋来たときほど人がいません。ファミリーよりも男性の単独釣行の人が多いみたいでした。まだシーズンじゃない感じですね。しかしここは岸壁に車を横付けできるので荷物を運ばなくていいから楽です。とはいえ、やはり「ヘチ占い」をやってみたくなるのが木こりの習性。今日もまずボートロッドにちょい投げ仕掛けをセットしてジャリメをつけて足元に落とします。水深は4m以上ありました。

 オモリを底にゆっくり「トントン」としていたら、ビクビクっと鋭くアタって、第一投で10cm弱のハゼが釣れました。この時期もっと小さいと思っていたので、意外でした。これは幸先がいい。

セイゴも来た!
 ボート竿を三脚に掛けて、4.5mの渓流竿にのべ竿用のハゼ仕掛けをセットしました。しかしこれはちょっと失敗。4.5mではオモリが着底すると竿先が水没すれすれです。もちろん三脚にかけることもできません。この釣り場では大潮の満潮にはのべ竿ミャク釣りは難しいかもしれません。ぴょん吉を連れてきたとき、いきなりリール竿を持たせないとならないのがここの難点です。

 竿さばきがやりにくいなと思いながら、無理してのべ竿でヘチぎわのミャク釣りをしていたら、ハゼとは違う派手なアタリが来て、アワせると乗った手ごたえ。きゅんきゅん引くのでどんな大物かと思ったら、15センチ弱のセイゴでした。これは嬉しい。

 のべ竿でヘチぎわ、ボート竿でちょい投げ、という二本竿でやりましたが、どちらも結構忙しくアタリが来ました。真夏でも十分ハゼ釣りは楽しめますね。今日は揚げ物名人のあぐりがいないし木こり一人が食べる分だけなので、10cm以下はリリースにしましたが、5cmくらいのミニサイズは一度もかからず、数、型ともに悪くない状態でした。木こりが入った場所は岸から数mは根がかりが多く、ヘチ際かちょい投げがいいようでした。エサはアオイソメよりジャリメのほうが断然反応が良かった。ハゼもセイゴもジャリメです。

カワウも来た!
 ときおり、目の前の水面に突然カワウと思われる黒い大きな水鳥が浮上してきます。こっちを見て「うわ! びっくりしたー!」という感じで大慌てでバサバサ逃げていきます。いやいや、どっちかいうとこっちのほうがびっくりしてまっせ(^o^; しかし、かなり長い時間、長い距離を潜水できるのですね。仕掛けにからまったりしたら嫌だなと思ったのですが、そういうことはありませんでした。突然顔を出してすぐ逃げていくのでなかなか写真が撮れませんでした。上の写真は数十メートル先に浮上したものです。

 対岸のほうではジェットスキーで遊ぶ人たちもいました。夏休みの風景だなー。

テレビ電話で釣果報告
 正味2時間弱でこの釣果なら木こりレベルには文句なしです。昼食は家に帰って食べるというお手軽な釣りが楽しめました。

 帰るとぴょん吉からテレビ電話が掛かってきて釣った魚が見たいというのでカメラに映して見せました。テレビ電話で釣果を見せる時代になったのですね(^^; ぴょん吉は「もっと大きな魚が釣りたい」と言っていました。金魚竿でマグロでも釣るつもりなのでしょう。