用水路の釣り

日 時

2012年8月上旬(16:30〜17:30)、晴

場 所

倉敷市内の用水路(岡山県)

釣 果

ハヤ(20〜22cm)×2

釣行記

ためし釣り絵日記
 あぐりとぴょん吉は一足先に帰省して、8月初旬の週末は木こりが一人岡山に残っています。お盆休みにはぴょん吉と合流ですが、それまで木こりはつかの間の気ままな独身生活です。

 昨年のぴょん吉釣りデビューはイマイチの結果だったので、どこか、金魚竿でも釣りになるような近場の釣り場はないものかと、岡山市内、倉敷市内の小川や用水路の釣り場を開拓して歩きました。近くに車が置けて浅い用水路で、でもちゃんと魚がいる、ということろがなかなか見つかりません。まあ、8月の猛暑の中で釣りをしようというの自体が無理なのかもしれませんが(^^;

 夕方近くなって、倉敷川下流地域の田んぼの用水路で、近くに車を置ける場所があるところを発見。1時間ほど釣ってみました。シンプルなウキ釣り仕掛けに練り餌をつけて流します。水深は30〜40cmくらい。

 もとより数センチ程度の小物狙いなので、鈎も思い切り小さい練り餌用のものを使っています。ときおり、流れていたウキが止まったり、一瞬水中に消し込んだり、小物らしい小刻みなピクピクがあったりと、お魚さんはいる様子ではありますが、なかなか鈎がかりしません。

意外な大物
 釣りはじめてしばらくしたとき、ウキがピクピクするので「ああ、小物が集まってつついているのかな」と思っていたら、きゅんとウキが勢いよく消し込まれました。まさかと思って竿を立てて聞いてみると、手元に重い手ごたえがあります。去年はハゼしか釣っていないので、この手ごたえ、何年ぶりでしょう(^^;

 ポケットの中のコンパクトデジカメを片手で取り出しながら、やりとりをして、上がってきたのは20cmを超える銀色に輝くハヤでした。というか……たぶんハヤ(ウグイ)です。カワムツが釣れると思っていたのですが、顔つきが違います。コイでもフナでもカワムツでもないので、自信ないけどハヤと言っておきます(後日記:ネットで調べたところ「ワタカ」ではないかと思います。もともと琵琶湖あたりにいた魚で、岡山にも移住しているとのこと)。バチャバチャと小気味よく暴れてくれました。数センチのカワムツの子を釣る気でいたので、22cmは仰天のジャンボサイズです。こんな浅い用水路にこんなのがいるんだな。

 その後、同じくらいのサイズのをもう1匹追加して、1時間ほどで納竿としました。ただ、アタリはさほど頻繁ではなく、このペースでは幼児はすぐ飽きてしまいそうです。ぴょん吉がもうちょっと大きくなってから連れて来る「とっておきの釣り場」にしておこうかと思います。

大満足の夏休み
 この感触と意外性が釣りの醍醐味だよなー、と大満足で帰宅して一人でビールを飲む木こりなのでした。

 今夜はちょうど岡山桃太郎まつりの花火大会です。マンションから遠くの花火を見物しました。