釣行記
◆初めてのマゴチ！！ しばらくすると、山越に北風が吹き始めました。海面も少し波立ってきました。でも、大したことはありません。木こりも酔い止め薬を飲んでいるので、この程度ならまったく気持ち悪くなりません。 そのうちに船宿の船外機船が回ってきて「風が出てきたので、これ以上沖に行かないようにしてくださいね」 こういうフォローがしっかりしてるところは、とても安心できます。午前10時ごろ、干潮の潮止まりを迎えてしばらくはアタリが遠のきました。 足元にももう１本、置き竿を下ろしていたのですが、しばらくするとこれがガクガクと大きくしなっています。「お！ デカい！」キス竿を放り出して置き竿をつかんでリールを巻きます。おー、これは重たい！ なんだか黒い魚体が上がってきます。「なんだこりゃ？」 水面まで上がったのを見ると、メゴチの巨大なのみたいなの。あ！ マゴチだ！ これこそボート釣りで長年釣りたい釣りたいと思っていたコチです。20cmくらいでマゴチとしてはお子様サイズですが、でも、初めて釣りました。触ってみるとメゴチのようにぬるぬるしていません。カワハギの肌のようにガサガサです。やったー！ S君に自慢できるぞー。しかし、生きエサじゃなくてジャリメで釣っちゃったよ(^^; 「よし！ 今日はマゴチが来るぞ！」ということで、置き竿を（こんなときのために隠し持っていた）マゴチ仕掛けに替えて、天秤も本格的に鋳込みテンビンに替えて、釣れたチビハゼをでっかい鈎に付けて大物狙いに切り替えです。しかし、そうなると釣れません。潮は動き始めてキスはまたポツポツ釣れだしています。しばらく生きエサ竿を出していたのですが、あまりにも反応がない。しかたがない、もう一度キス仕掛けに戻して、ジャリメを付けて放り込んでおくことにしました。実はこれが大当たりだったのでした。 ◆またしてもマゴチ！！ 置き竿の先がキュッキュと引かれているのに気付いてあげてみたら、今度はヒイラギが掛かりました。これは食べられることは食べられますがメゴチなみにヌメリがひどいのでリリース。しかし、小田和湾でヒイラギを釣ったのも初めて。今日は初めての魚がきますねー。ヒイラギは２回かかりました。あとはフグ(^^; 鈎をはずそうとしてつかんだらみごとに膨らんであぐりが面白がってました。 こりゃ置き竿はだめかなと思っていたら、しばらくして今度はかなり力強くアタってずっしりの手ごたえ。重みが違います。「こんどは何だ？！」とあげてみたら、海中に真っ黒な魚体が見えました。水面に上がってきたのはさっきよりデカいマゴチです。「おー！ またマゴチだー！ デカい！」 ハリスは1号を切る、キス仕掛けの中でも細い部類のやつなので、あぐりに「タモ！」つって、渓流用のタモ網で慎重に掬いました。 またジャリメでマゴチ釣っちゃったよー(^^; 27cm程度と、これまたコチとしてはミニサイズですが、それでも今日初めて釣った木こりにとっては十分感動です。S君、見てるかー？ マゴチ取ったどー！ いやー、大満足です。小田和湾でこれだけ楽しめたのは初めてかもしれません。車をころがして広島からわざわざ釣具を持ってきた甲斐がありました。 ところで今日の本命のキスの大物賞はあぐりが釣った20センチでした。実に美しい魚体でした。 ぼちぼち乗り合い船が帰港する時間になってきました。小型クーラーも一杯になったので、木こりたちも納竿としました。漕ぎ戻ると浜で海楽園のお兄さんが待ってて、キビキビと対応してくれました。「どうでした？」「結構釣れた」「4、50？」「いやー、そんなには釣れてないけど・・・」 そうかー、40も50も釣る人がいるのかー、でも、まあ木こりたちにとっては大満足の大漁旗モノですから。マゴチも釣ったし！ ◆アフターフィッシングは・・・ その晩は横浜の山下公園のホテルに一泊する計画です。お魚はホテルの洗面所で簡単に洗って(^^; コンビニで氷を買ってクーラーボックスで保管しておきました。氷は夕方と翌朝と、２回買いました。 山下公園や中華街を散策して、夜はホテルのバーでカクテルなど飲みました。 翌日は、中華街にある「よしもとおもしろ水族館」を見に行きました。夏休み中とあって開館前から行列ができていて、中は子供たちで一杯でした。カレーライスの作り物が入ってる水槽にカレイがいたり、メダカの水槽に学校の校舎のミニチュアが入っていて「めだかの学校」だったりといった趣向が凝らされていました。クイズラリーなんかもあって子供たちは大盛り上がりで走り回ってましたが、狭い中をガキんちょが大騒ぎで走り回るので、木こりたちはちょっとげんなりしちゃいました。もうちょっと広くてゆっくり見られて水槽の数が多いとよかったなあ。まあ、子供連れで行くにはオススメかもしれません。 ◆あぐりの実家で唐揚げパーティー 午後、お土産満載のクーラーボックスを持って千葉の九十九里方面にあるあぐりの実家に行って、あぐりパパが魚をサバいて、あぐりママが裏の畑で取れたミョウガと一緒に唐揚げに揚げて、その晩はあぐり姉、あぐり妹、あぐり姪×２の総勢８人で食べました。 思い出に残る、いい釣り、そしていい夏休みでした。
あぐり
2年ぶりのボート釣りはよかった〜。やっぱり夏はボートですね！しかも大漁で大満足でした。また行きたいな。
しばらくすると、山越に北風が吹き始めました。海面も少し波立ってきました。でも、大したことはありません。木こりも酔い止め薬を飲んでいるので、この程度ならまったく気持ち悪くなりません。
足元にももう１本、置き竿を下ろしていたのですが、しばらくするとこれがガクガクと大きくしなっています。「お！ デカい！」キス竿を放り出して置き竿をつかんでリールを巻きます。おー、これは重たい！ なんだか黒い魚体が上がってきます。「なんだこりゃ？」 水面まで上がったのを見ると、メゴチの巨大なのみたいなの。あ！ マゴチだ！ これこそボート釣りで長年釣りたい釣りたいと思っていたコチです。20cmくらいでマゴチとしてはお子様サイズですが、でも、初めて釣りました。触ってみるとメゴチのようにぬるぬるしていません。カワハギの肌のようにガサガサです。やったー！ S君に自慢できるぞー。しかし、生きエサじゃなくてジャリメで釣っちゃったよ(^^;
置き竿の先がキュッキュと引かれているのに気付いてあげてみたら、今度はヒイラギが掛かりました。これは食べられることは食べられますがメゴチなみにヌメリがひどいのでリリース。しかし、小田和湾でヒイラギを釣ったのも初めて。今日は初めての魚がきますねー。ヒイラギは２回かかりました。あとはフグ(^^; 鈎をはずそうとしてつかんだらみごとに膨らんであぐりが面白がってました。
こりゃ置き竿はだめかなと思っていたら、しばらくして今度はかなり力強くアタってずっしりの手ごたえ。重みが違います。「こんどは何だ？！」とあげてみたら、海中に真っ黒な魚体が見えました。水面に上がってきたのはさっきよりデカいマゴチです。「おー！ またマゴチだー！ デカい！」 ハリスは1号を切る、キス仕掛けの中でも細い部類のやつなので、あぐりに「タモ！」つって、渓流用のタモ網で慎重に掬いました。
またジャリメでマゴチ釣っちゃったよー(^^; 27cm程度と、これまたコチとしてはミニサイズですが、それでも今日初めて釣った木こりにとっては十分感動です。S君、見てるかー？ マゴチ取ったどー！
ところで今日の本命のキスの大物賞はあぐりが釣った20センチでした。実に美しい魚体でした。
ぼちぼち乗り合い船が帰港する時間になってきました。小型クーラーも一杯になったので、木こりたちも納竿としました。漕ぎ戻ると浜で海楽園のお兄さんが待ってて、キビキビと対応してくれました。「どうでした？」「結構釣れた」「4、50？」「いやー、そんなには釣れてないけど・・・」 そうかー、40も50も釣る人がいるのかー、でも、まあ木こりたちにとっては大満足の大漁旗モノですから。マゴチも釣ったし！
その晩は横浜の山下公園のホテルに一泊する計画です。お魚はホテルの洗面所で簡単に洗って(^^; コンビニで氷を買ってクーラーボックスで保管しておきました。氷は夕方と翌朝と、２回買いました。
山下公園や中華街を散策して、夜はホテルのバーでカクテルなど飲みました。
翌日は、中華街にある「
午後、お土産満載のクーラーボックスを持って千葉の九十九里方面にあるあぐりの実家に行って、あぐりパパが魚をサバいて、あぐりママが裏の畑で取れたミョウガと一緒に唐揚げに揚げて、その晩はあぐり姉、あぐり妹、あぐり姪×２の総勢８人で食べました。