釣堀「中ノ島センター」

日 時

2003年9月中旬(14:30〜15:30)、晴れ

場 所

中ノ島センター(埼玉県)

釣 果

小鯉(10〜20cm)×19

釣行記

景品付き釣堀
 あぐりが友達と遊びに出かけてるので、木こりはひとりで釣堀にチョイ釣りにでかけました。あそび釣り掲示板でkiyoさんに教えてもらった川口市の釣堀「中ノ島センター」です。姪っ子たちが釣りしたがってるのにまだ一度も釣らせてあげることができずにいるので、初釣果の候補地として下見といった感じです。ここはメインはヘラ釣堀ですが、工場のような建物の中にけっこう大きな鯉池が2面あって、大鯉と小鯉に分かれています。これだけ大きな室内鯉釣堀は珍しいですね。工場風なのでいかにも殺風景というのは難点ですが、雨風暑さ寒さといった気象条件のときには助かります。しかも、プラスチックの椅子が設置されていて、他の釣堀のようにビールケースではありません。これなら座布団不要で実に快適です。

 池の水深は大鯉池小鯉池とも1.3m程度。竿の持ち込みは可能だそうですが、この水深では金魚竿はだめですね。2mくらいの鯉竿が使いやすそうです。今日は全然気合入ってなくて手ぶらで行ったので貸し竿を借りました。大人1時間600円、貸し竿100円、エサ50円です。ほんとは大鯉池でやりたいところですが、今日はちびっ子釣行の下見なので小鯉釣りを様子見してみました。

 もらったエサはけっこう小さいカタマリでした、1時間持つかな、というくらい。そこで、小さく丸めて針先につけて、投入します。エサが沈むとすぐアタリがあります。というより、エサを投入するやいなや鯉たちが殺到してくるという状態。ウキ下を水深と同じにしてあると(鯉釣りではこれが基本ですが)、エサが底に着くまでに舐め取られてしまう、もしくは溶けてしまう、という感じです。貸し竿にはオモリが付いていないので、着低にかなり時間がかかります。エサを小さく付けると、着低までに取られてしまってウキが立ったころにはエサがありません。

 やはり自分の道具を持ってきたほうがよさそうです。ちゃんとオモリ合わせをして、エサが早めに沈むようにして感度の高いウキを使えば釣りやすいでしょう。もうひとつ、もっと有効な手段があるのですが(って、勝手に思ってるだけ^^;)、これが大当たりで商売の邪魔しちゃうといけないのでいちおう書くのやめときます。今度行くときは試してみよっと。

 で、今日のところはオモリなしの貸し竿でなんとかしなければなりません。思い切ってウキ下をうんと短くして、エサを大きめに付けたらきれいにアタリが出るようになりました。それでもハリのささりが悪くてすぐはずれちゃったりして、結構苦戦しました。

 あっという間に1時間がたち、竿を持って受付に行くとおじさんが出てきて釣り座まで来てフラシからタライに釣果を移して、池に戻しながら数を数えてくれます。この池では重さではなく数の勝負のようです。「19匹だね」受付に戻って10点というチケットを2枚くれました。「どうやって景品と換えるの?」というと、「そこに並んでるのから、この点数のやつを選んで。チケットは今日でなくてもいつでも使えるから」ということでした。

 見ると、お菓子だけでなく飲み物とか「サバの味噌煮」みたいな缶詰、カップ麺やちょっとした日用雑貨まで幅広いラインナップです。それぞれに「10」とか「20」とか点数のシールが張ってあります。「さっそく換えて」と言って10点のお菓子を二つもらいました。選べる、というところが釣堀泉と違いますね。ちびっ子にはウケそうです。

 室内というのはよしあしで、天気のいい日はやはり釣堀泉の明るくて自然な感じのオープンエアの池が雰囲気がいいですが、雨でも遊べるという点は捨てがたい。憶えておいていい釣堀だと思います。