コイ釣堀森屋荘

日 時

2002年5月中旬 晴れ

場 所

釣堀「森屋荘」(東京都)

釣 果

コイ(30〜40cm)×30くらい?

釣行記

久しぶりの鯉釣堀
 5月の晴れた日曜日、木こりとあぐりはちょっと遠出して八王子にある釣堀「森屋荘」に行きました。ここはいまどき珍しいコイ・金魚専門の釣り堀でヘラブナの池がありません。ヘラ釣り堀にある鯉池は「チビっ子やシロートさんはスミっこのほうで適当に遊んどいてね」って感じのところが多いのですが、ここは鯉がメインなので、広々としたメインの池で伸びのび釣ることができます。場所はこのへんです。

 実は、ここは木こりが独身時代にあぐりを初めて釣りに誘った思い出の釣り堀でもあります。周りを竹林で囲まれた丸っこい池が牧歌的な雰囲気をかもし出していて、木こりは以前から気に入っているのです。

 朝7時過ぎに家を出て首都高速でちょっと渋滞、現地についたのは9時ちょっと前。あれ? 今日やってないの? 池には誰もいません。巨大な猫がのっそりと歩いているだけです。受付で2人分の2時間料金(1,000円×2)を払って、親父さんに水深をたずねたら「1m4,50cmだけど、1mくらいの宙釣りで釣れるよ」とのことでした。鯉の宙釣りってのはあんまりやったことがありませんが、それくらいよく釣れるということでしょう。

 竹林で日陰になっているところを釣り座に決めて、あぐりが2.1m、木こりが2.7mの鯉用超硬竿、道糸2.5号、ハリス2号、ハリは鯉スレ8号というぶっとい仕掛けで釣り開始。エサは「みどり」です。エサを作っていると、もう足元には鯉君たちが集合して水面から口出して「ちゅばちゅば」言ってます。釣り人を警戒するというよりは「エサちょーだい!」って感じ。ヒゴイもいます。

 持ってる中で一番感度のいいヘラウキを付けて底立ちを取って、釣り開始、すぐにアタリがあります。早速ヒット。久々の「重い魚」の手ごたえ。ただ、ウキが消しこんだと思ったらスレがかり、というパターンが多くて、結構苦労します。ウキを替えたり、オモリの重さをかえたり、エサの付け方を変えたり、いろいろやってみます。今日のテーマは「ハリをきれいに口にかける」ことです。

 結論は、2.1mの短竿を使って感度そこそこの12cmくらいの安物の立ちウキに板オモリを極々少量5mm幅くらいのを付けて、エサは針先だけにちょこっと付ける。タナはべた底です。寄せエサ効果はありませんから、すでに魚が寄ってることが条件だと思いますが、これでスレがかりがゼロになりました。しばらく来てなかったので、この結論が出るまで1時間近くかかりましたが(^^;
 珍しくもなんともありませんが、鯉が釣れたときの動画です。WMVビデオを再生できる方はご覧ください。ここの鯉は釣ったらすぐリリースが決まりでビクに入れないので、みんな元気で大暴れします。ファイルサイズは420KBあります。

 たった2時間の釣りですが、十分釣って満足、って感じでした。結局最後まで、鯉池は二人で貸切状態でした。帰りがけに金魚池を見たら、こっちは親子連れでけっこうにぎわってました。金魚釣りのほうが人気あるのかな。木こりたちにも子供ができたら、いつか連れてきて、ここは父ちゃんと母ちゃんがデートしたところだぞって話をしてやりたいものです。それまで鯉池ガラガラでも商売やめないでね(^^;

 お昼は八王子から多摩センター方面に走って野猿街道にあるとんこつラーメンの有名店「分田上(わけたがみ)」に行きました。さすが日曜の昼時とあって30分待ちの行列。期待して食べたのですが胡麻がたっぷりすぎてせっかくのスープの味がよくわかりませんでした。ラーメンは好みの個人差が大きいので、いろんな本に紹介されてる有名店でもかならずしも自分にとって美味しいかどうかはわかりませんね。

 それから南大沢にある巨大アウトレットモールラ・フェット多摩に寄りました。ここは、ディズニーランドかと思うような景観を作り出しています。たいへんな人出です。ペットショップやガーデニングショップもあって、犬を連れた人が多いのも特徴です。モンベルなどのアウトドア系のブランドのショップも入っています。あぐりがDOGDEPTのヒップバッグを買いました。

あぐり

久々におっきい魚を釣ったわ。やっぱり迫力がちがう!今年もボートでこれくらいのが釣れるといいなぁ。