「春の小川」ツアー惨敗

日 時

2002年4月下旬(9:00〜16:00) 曇り時々晴れ 強風 

場 所

北浦・掘割川(茨城県)

釣 果

タナゴ(3cm前後)×1、巻貝×1(^_^;

釣行記

恒例の「春の小川」ツアー
 木こりとあぐりはゴールデンウィークの前半、恒例である「春の小川の釣り」に出かけました。お気に入りのポイントは北浦の下流、鰐川の支流の用水路みたいな小川です。ここはのんびりした田園の雰囲気があって、春から夏にブルーギルのエサ釣りにときどき来ているところです。活性が高いとそれこそ入れ食いの釣りができるし、そうでなくても全く釣れないということはまずないので、確実に釣り遊びたいときの好場所です。
 木こりはあんまり狙いませんがもちろんバスも釣れます。というよりも、普通まっとうな釣り人はバス釣りに行くところです(^^;
 3月の沖縄ツアーであぐりがルアーを気に入ったので、いつものミミズだけでなく、今回はバス用のルアーも買い込んで、バスもギルも狙うつもりです。マヅメを狙うほど気合の入った釣りではないので、朝9時すぎにゆっくり現着。取水門わきのお気に入りポイントで、あぐりはグラスミノー、木こりは(やっぱり)のべ竿のミミズ餌でギル狙いです。しかし、すごい強風。寒いさむい。パーカーのフードを立てても寒い。

ところが……
 たいてい第1投でウキが引き込まれるはずが、今日にかぎって何の反応もありません。投入場所も変えて、ウキ下も変えて、いろいろやってみたものの、ウキは風の影響で動く以外にはまったく動きがありません。こんなはずはない。この水門周りには小型のギルがうじゃうじゃいるはずなのに……
 あぐりもワームの色を変えたり、ハードルアーに変えたり、いろいろやっています。沖縄の時に比べてキャストもずいぶん上達しました。強風の中でもそこそこ飛ばしています。それでもアタリひとつありません。
 車で通りがかった釣り人に「どうですか?」と声をかけられました。「アタリもないですね」「そう。やっぱり。この辺の人たちみんなそう言ってる。先週ここで25〜6センチのやつ釣ったけどねー。今日はだめですね。急に水温下がったからね」とのこと。風で水温が下がったなら、少し水深のあるところに移動するか。

ところが……
 鰐川への流れ込みに移動してみたら、岸際にクランクベイトを投げているバサーがいました。「どうですか?」今度は木こりが聞くほうです。「だめですね」アタリもないとのこと。しかもさっきの場所よりも風当たりが強い。アシも写真のように横殴りになった状態です。ちょこっとアシ際を試して、すぐに移動しました。今度は風の影響を受けにくいドックを目指しました。

ところが……
 水郷道路鰐川橋の北側の船溜りです。ドック外の鰐川は激しく波立っていますが、ここは別世界のように穏やか。沈船もあっていかにも釣れそうな雰囲気です。いや、絶対に釣れるはず、小ギル一匹釣れないなんて、そんなアホな、そう思いながらミミズ餌のウキ釣りを置き竿にして、ルアー投げまくりです。あ、しかし、ミミズ餌のウキ釣り仕掛けが「置き竿」できちゃう時点で何をかいわんやなのですが(^^;

大舟津ドックわきでやっと魚の顔が
 ドックでもアタリなしで、そろそろ「今日はだめだな」という思いがカタいものになってきました。「まあ、もう一箇所だけ、ダメ押しに行ってみよう」ということで、鰐川をやや遡って神宮橋のたもとの大舟津ドックわきに行ってみました。
 土手から見渡すと、たくさんの釣り人が見えます。中には鯉狙いらしい投げ竿を並べているグループもいます。あぐりも「釣れそうな気がする」と言って熱心にルアーを投げます。木こりは相変わらず「まずはエサ」で行きます。
 ドック脇の堤防ぎわにエサ仕掛けを振り込んで、でも、やはり何のアタリもない状態で仕掛けを上げたら、なんだか手元に小さくプルプルと振動が伝わってきました。上げてみるとなんとタナゴのスレがかりでした。いるんですねー。こんなところにタナゴが。
 実はこれが本日唯一の釣果となりました(^^; とほほ。

あぐり

100円ショップで買ったルアーで「巻貝」が釣れました。こんどこそお魚釣るぞ!