沖縄の釣り-Vol.1-ホテル前の磯

日 時

2002年3月上旬(17:00〜18:00) 晴 

場 所

谷茶ビーチ(沖縄県)

釣 果

ネンブツダイ?(7cm前後)×1

釣行記

初めての沖縄フィッシング!
 きこりとあぐりは休暇を取って沖縄旅行にでかけました。ニューヨークのテロ事件以来、米軍基地のある沖縄の旅行をひかえる人が多いということで、ツアー料金もかなり安くなっています。特に春休み前の今の時期は料金設定も低く、乗り物酔いがひどくて飛行機嫌いのきこりも「行くか!」という気になりました。
 午前9時すぎのゆっくり目の便で羽田を離陸してすばらくすると、天気がよくて眼下に三浦半島がくっきり見えました。「あれが去年ボート釣りにいった金田湾」「あの島が城ヶ島、あのへんがこの間行った通り矢岸壁」「あっち側の湾が小田和湾、ほら自衛隊堤防が見える」てなぐあいで、われながら、釣り人は海岸線の形や堤防の形をよく覚えてるもんだなーと思いました(^^;
 ところが! 初日はお昼に那覇に着く予定が、嘉手納のレーダが故障したとかでなかなか着陸できず、上空待機してるうちに燃料がなくなっていったん鹿児島空港に着陸。燃料補給して改めて沖縄に向かうというアクシデントがあって、那覇に着陸したときには午後ずいぶん遅い時間になってしまいました。レンタカーを借りて那覇を出発したときには既に午後3時半くらい。ホテルのある恩納村までは高速で1時間はかかります。しょうがない。初日の観光は全部省略して、今日から宿泊する「リザンシーパークホテル谷茶(たんちゃ)ベイ」に直接向かいました。夕食までのあいだ、まずはホテル周辺のビーチで釣り場を探すことにしました。

ホテルそばの小磯で
 観光地のホテルのパンフレットや「るるぶ」なんかを見ると、絵葉書のようにキレイな写真が載っていますよね。でも、行ってみるとそこまでキレイではないというのが常です。でも、沖縄のビーチに関しては、もうパンフどおりの美しさでした。海は、浅場が緑がかった青で少し水深のあるところはコバルトブルーです。砂はあくまでも白く、珊瑚のかけらや美しい貝殻がたくさん落ちています。 水は透きとおっていて底がはっきりと見えます。そればかりか、魚が泳ぐ姿も見て取ることができます。ビーチには波に打ち寄せられた大きな木の実(なんだろ、パイナップルの仲間?)などもころがっていて、まさに南の島の風情でした。

 持ってきたタックルはコンパクトロッド2本とルアーだけです。渓流用のウルトラライトと、ボート釣りに持っていくような安物のパックロッド。ルアーはグラスミノーSSを中心にちっちゃいのばかり。行く前にweb上でかなり情報収集したのですが、3月初旬ということもあって小物狙いの装備というところに落ち着きました。

 写真のような小磯がホテルから10分ほど歩いたところにありました。この岩影を狙ってグラスミノーSSをちょこちょこやっていたのですが、なかなか反応がありません。 こりゃあ、本番は明日からかな、とあきらめかけたころ、ルアーが大きな岩の下にうまく入ったと思ったらブルブルときました。「きたきた!」キュっと小さくあわせて、上がってきたのは写真の魚。ネンブツダイかな? もっと熱帯魚みたいなカラフルなのを期待してた木こりはちょっと拍子抜けでしたが、ともかく沖縄入り初日にファーストヒットを達成できました。実は海のルアーでの釣果も初めてでした。

 東シナ海に沈む夕日がきれいでした。小物一匹でも大満足の沖縄初日です。
 2日目以降の釣行記はまた追ってアップします。

あぐり

沖縄でいきなりつれたからびっくりした。わーいわーい(^O^)/