奥日光湯の湖、ちょっとシブいボート釣り

日 時

2001年9月上旬の平日(9:00〜14:00)曇り時々晴れ 南風

場 所

奥日光湯の湖(栃木県)

釣 果

ニジマス(25cm前後)×10くらい? ハリ呑んでないのは全部リリース、ブルックトラウト(15cm)×2

釣行記

温泉旅の最後に
 木こりとあぐりは夏休みを取って2泊3日の日光温泉旅行に行きました。初日は霧降高原のペンションに泊まって、2日目は奥日光の切込湖刈込湖をハイキング。湯元温泉に車を置いてバスで光徳牧場に戻り、そこから山に入ります。山王峠から切込湖刈込湖をめぐってゴールの湯元温泉に降りてくると、周遊コースなのにちゃんとマイカーが待っているという寸法。このパターン好きなんです。
 湯の湖レストハウスで明日のボートの予約をして、釣況を聞きました。1週間くらい前、台風後の濁りの中でヒメマスの大釣りがあったそうです。「先週来ればよかったのに」って、そんなこと言われてもねぇ……(^^; その夜は中善寺温泉のホテル四季彩に泊まりましたが、このホテルは料理もお風呂も最高でした。ツアーで取ったから割安だったし。3日目はいよいよ湯の湖で初めてのボート釣りです。これまで木こりは何度か湯川でブルックやニジマスを釣っていたので、湖での狙いはもちろん(いちおう)ヒメマス。
 入漁券売り場で釣券を買って(男2600円女1300円、差別だ!)、ブドウ虫(700円くらいだっけ?)も買って、レストハウスでボート料金(3200円)を払って、まあなんだかやたらとお金のかかる釣りやなぁ。まずはレストハウスで教わったポイント「兎島の南」にぎこぎこと出かけました。ポイントに着くと、すでに何艘かのボートが浮かんでいます。つかず離れずのところにアンカーを下ろして、あぐりはサビキしかけ、木こりはブドウムシつけたウキ釣りで釣り開始。30分経過……1時間経過……シーン。1回だけ木こりの仕掛けにニジが掛かりましたが、仕掛けより竿(ズーム竿)が長かったのでうっかり空中に吊り上げてしまい、バラシ。それ以外またずっとシーン。カワハギ仕掛けに赤サシやブドウ虫、アミエビまでつけて置き竿……シーン。ルアー投げる投げる……シーン。
 こりゃ移動かな。ここのボートは舳先に係留ロープ、トモにアンカーがついてます。いつもトモに座るあぐりが今日はアンカー上げ下ろし係。ちょこちょこ釣れてるらしいボートのほうに近づいてもみたのですが、浅くて藻がいっぱいで、こりゃだめだ。一回レストハウスに漕ぎ戻ってトイレ休憩しました。

ヒメマスはあきらめて
 気をとりなおしてレストハウスから右のほう、白根山寄りのポイントに行きました。 しかしここも全然反応なし。風も強くなって寒いし、またまた移動。最後の手段で、ヒメマスは釣れないけどニジマスは結構釣れると聞いていた、レストハウス前の浅場のポイントに入りました。あぐりにものべ竿のウキ釣り仕掛けを作って、二人でブドウ虫ウキ釣りです。ここであぐりが結構ニジを上げました。だんだんアワセが上手になっていって、エサを呑ませずに口にかけてリリースできるようになりました。上達上達(^o^) ニジマスはたくさん釣れちゃうので、なるべくリリースしないと食べきれないのです。
 木こりの竿にはあぐりほどニジが掛かってくれないし、ウキ釣りにも飽きてきたので、仕掛けを渓流釣りのミャク釣り仕掛けに換えて、小さいガン玉オモリで底を釣ってみました。そしたらほぼ入れ食い。ニジも来るし、小型のブルックトラウトもかかりました。木こりは渓流のミャク釣りはさんざんやってるので、やっぱり慣れた釣りが一番なのかもしれません。湖でこういう釣りができるとは思いませんでした。帰りの時間もあるので、そこそこで切り上げましたが、今度来るときは、リール竿の先に細ーいミャク釣り仕掛けつけて、深場でもべた底狙いをやってみようかな。ヒメは無理でもイワナやブルックがかかるかも。
 帰ってニジマスをハーブ風味焼きにして食べました。非常に美味。でも、いまだにうちのフリーザにはニジマスが残ってます。ニジはこれが困るんだよね。

あぐり

ヒメマス君に会えなくて残念。紅葉のころにまた来たいね。